2011年度 春合宿


1日目


 2月7日、ついに春合宿がスタートしました。オリンピックセンターに集合し、午前10時から移民情報機構イミグランツの編集長である石原進氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら

 

 そして昼食の時間に。3日目にあるディベートに向けて作戦会議をしたり、談笑したりと思い思いに過ごしていました。

 

 そして午後2時より、ジャーナリストの瀬戸弘幸氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら

 

 その後2年生の先輩による学習企画が行われました。はじめにR-STPやSWOT分析などのデータ分析法について説明がありました。それをふまえて、4~5人ほどのチームに分かれ、配られた資料・データを基にターゲットを決定し商品を考案後、プレゼンを行いました。20代女性をターゲットにしたカラフルタルトや、30代男性をターゲットとした男の和食シリーズなど、個性的な商品が誕生しました。自身の所属する学部だけではなかなか学べない分野について知ることができ、メンバーは企画を大いに学び、楽しんだようです。その後、移民肯定班、否定班によるプレゼンが行われ、各々が改めてディベートに向けた知識の吸収をすることができました。

 

 夕食後の自由時間も各チームのメンバーが自主的に集まってディベート準備を行っていました。最終日に向けて、入念な話し合いが行われていたようです。


2日目


 朝食後、午前10時より環境エネルギー政策研究所主任研究員の山下紀明氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら

 

 昼食を終え、午後2時より原子力炉安全研究ユニット長・研究主席の中村秀夫氏による講義が行われました。講義についての詳しい内容はこちら

 

 そして、前日に引き続き2年生の先輩による学習企画が行われました。今回取り上げられたのは、フェルミ推定という思考法でした。フェルミ推定とは、実際には調査が難しい数字について、いくつかの推論を組み合わせることで答えを概算するもの。ここで重要となるのは、正確な値を出すことよりも、答えを出す際に「どれだけ論理的な考え方ができたか」ということです。「日本に自販機はどのくらいあるか」という問いについて考えるとすれば、日本の面積や人口などの常識的な情報だけでなく、都市、地方など場所によって場合分けをして考えることも大切になってくるそうです。フェルミ推定を使って、身近な疑問を普段から論理的に考えていきましょう。

 

 その後、原発肯定班、否定班によるプレゼンが行われました。知識の内面化だけではなく、効果的なプレゼンの仕方やスライドの作り方などを取り入れる良い機会となりました。夕食後の自由時間は、初日と同様、各チーム集合し、話し合いがなされていました。メンバー同士の交流を深めるきっかけともなり、各々有意義な時間となったようです。

 

3日目


 朝食後、代表からディベートルール、判定シートの説明がありました。その後、第一試合、移民班AチームとBチームのディベート、そして第二試合、原発班AチームとBチームのディベートが行われました。昼食をはさみ、各ジャッジから講評、ディベート結果の発表が行われました。ディベートの詳しい内容はこちら

 

 その後、執行部の先輩方から引き継ぎの挨拶がありました。先輩方、本当にお疲れ様でした。

 

 学年別ミーティングでは来年度新歓にむけた話し合いが行われました。来年入ってくる新入生のためにも、より良いサークルになるよう努力していきたいと思います。夕方からは新宿において春合宿の打ち上げが行われました。

 

 2日間しっかり勉強をし、楽しむときは全力で楽しむ。ハードなスケジュールではありましたが、多くのことを吸収し成長することができ、充実した合宿となりました。